近年では危険運転による交通事故が増え、問題視されています。

ドライバーを含め毎日車を運転する方は安全運転への意識を高くお持ちかと思いますが、実際に交通事故を防ぐためにはどんなことを意識すればよいのでしょうか?

そこで今回は安全運転のために心がけるべきこと、そしてドライバーとして心掛けたいことをご紹介します。

交通事故件数と死者数について

交通事故件数と死者数

あるデータによると、2020年の交通事故件数はおよそ31万件、死者数は2,839人でした。

この数字だけを見ると多いように思えるものの、死者数が3,000人を下回るのは統計史上初めてだそう。

2019年のデータと比較しても交通事故件数、死者数ともに減少していることがわかります。

とは言え交通事故によって3,000人近くの人が亡くなっていることは事実です。

そのため引き続き安全な社会の実現を目指して、交通事故防止への取り組みが求められます。

交通事故の多くは防げるもの

またある年の交通事故件数を法令違反別に表したデータでは、「安全運転義務違反」が最も多く70%を超えています。

なかでも「安全不確認」がおよそ30%を占め、次に「脇見運転」がおよそ15%でした。

このデータからも、交通事故の多くは防げることがわかりますよね。

特別なものが必要なのではなく、一人ひとりの安全運転への意識がなによりも大切なのです。

安全運転のために心がけるべきこと

「運転が得意」と思いすぎない

自分は運転が得意だと思い込んでいませんか?”交通事故なんて起こすわけがない”と思っているなら、それは大きな間違いです。

車の運転に自信を持っている人こそ交通事故を起こしやすいと言われており、その思い込みからスピードを出しすぎたりスマホを操作しながら運転したりなどの危険な行為をしがちです。

当てはまる方は注意してくださいね。

運転中は許す心を持とう

車を運転していると、一度は非常識なドライバー、自転車、歩行者などに出くわしたことがあるのではないでしょうか?

時には運転中にイライラしてしまうこともあるかと思います。

しかし安全運転のためにはイライラするのではなく、許す心を持って冷静に運転するようにしましょう。

感情的になって自ら危険な運転をしてしまい、交通事故を起こしてしまうこともあります。

“ながら運転”の危険性

ながら運転とは、主にスマホを操作しながら運転することを指します。

ながら運転による交通事故が増えたことにより、2019年に罰則が重くなりました。

現在では6ヶ月以下の懲役、または10万円以下の罰金が課されます。反則金は18,000円、違反点数は3点です。

運転中でもスマホの通知音が鳴ると手に取ってしまいたくなりますが、その一瞬が交通事故の引き金になるかもしれないことをよく覚えておいてください。

日頃の健康管理まで欠かさない

体が疲れてくると集中力や注意力の低下につながるので、十分な睡眠をとって体調を整えることも安全運転には欠かせません。

運転中にあくびが増える、瞬きが増える、前方ばかりに意識が向くなどは疲労の表れと言われています。

疲れを感じる前に体を休ませることが理想ですが、疲れを感じたらすぐに休憩するようにしましょう。

ドライバーとして心がけたいこと

“無理をしないこと”が最も重要

ドライバー経験者を対象に安全運転のために心がけていることを調査したところ、半数以上の方が「疲れたら休憩すること」と答える結果になりました。

“無理をすると大きな事故を起こしかねないから”という声が多く、続いて「スピードを出しすぎないこと」「車間距離を空けること」でした。

車の運転が仕事のドライバーは自分だけでなく周囲の人々を守るためにも、無理をしないことがなにより重要なのです。

軽貨物ドライバーも油断は禁物!

軽自動車だからと油断していませんか?

軽自動車は他の車種よりも車体は小さいものの、交通事故を起こせば当然人を傷付けてしまいます。

軽貨物ドライバーも安全運転への意識を高く持ち、油断せず業務に取り組んでください。

 

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