「車に傷が付いた…!」傷消しを自分で行う前に知っておくべきことと傷消し材の使い方
2021.11.08
車に付いた傷は大きさにかかわらず気になりますよね。
現在販売されている傷消し剤の種類はさまざまで、状態に合わせたものを選べば自分で傷消しを行うこともできます。
今回は車に付いた傷の消し方について、傷消しを自分で行う場合のメリット・デメリット、傷消し剤の種類や特徴などをご紹介いたします。
車の傷は自分で消す?業者へ依頼する?
傷消しを自分で行う場合
小さい傷は、傷消し剤を使用すれば自分で傷消しを行えます。
大きい傷や深い傷の傷消しは難易度が高く、きれいに仕上がらない可能性もあるので注意しましょう。
傷消し材は種類により特徴や価格、使い方が異なります。
仕上がりにも影響するため、傷消しを自分で行う場合は傷の状態に応じて適したものを選び、正しく使うことが非常に重要です。
業者へ依頼する場合
大きい傷、深い傷、広範囲の傷の傷消しは、ディーラー、カー用品点、ガソリンスタンド、整備工事など、プロである業者への依頼がおすすめです。
業者へ依頼する場合、傷消しの費用は安くても数千〜数万円かかります。
ただし、傷の状態によって傷消しでは対応できないこともあり、交換が必要になると費用はさらに高くなるため要注意です。
また状態により専門の技術が必要になると、対応できる業者が限られてしまうこともあります。
車の傷消しを自分で行う前に知っておくべきこと
メリット・デメリット
車に付いた小さな傷を目立たなくするための製品を傷消し剤と呼びます。
リーズナブルな価格のものが揃うため、業者へ依頼するよりも費用を抑えられる点が最大のメリットです。
決して難しい作業ではないので、正しく使えば初めて行う方でも問題はありません。
ただし先ほどもお伝えしたように、傷消し材は傷の状態に応じて適したものを選ぶことが非常に重要です。
種類が豊富にある反面、慎重に選ばないと十分な効果が得られない可能性もあります。
また、大きい傷や深い傷を無理に補償しようとすると逆効果になることも。
傷消しを自分で行う場合は、デメリットも把握したうえで事前によく調べてから行いましょう。
傷消し剤の種類と特徴
<コンパウンド>
車の表面を削って傷を消すタイプの傷消し材です。
液体タイプ、ペーストタイプ、シートタイプなどの種類があり、傷の状態に合わせて使い分ける必要があります。
<ワックス>
傷の部分を埋めて消すタイプの傷消し材です。
研磨剤を含むものと含まないものに分けられます。
研磨剤を含まないものは定期的な塗り直しが必要です。
<タッチペン>
傷の部分だけを的確に補修できる傷消し材です。
下処理が必要なものの、使いやすく傷消し初心者にもおすすめの製品です。
<スプレー>
車の塗装と同じ色を塗って傷を消すタイプの傷消し材です。
傷消しだけでなく同時にコーティングの効果も得られます。
ただし、色の選び方には注意が必要です。
<クロス/シール>
クロスは研磨剤や潤滑剤を含んでおり、傷の部分を拭いて傷を消すタイプの傷消し材です。
一方シールは車の塗装と同じ色のシールを貼り付けて傷を隠します。
どちらも手軽に傷消しを行えるのがメリットです。
車の傷消し剤は傷によって使い分ける
細かい傷を消す
細かい傷の傷消しにはワックスを使用しましょう。
伸びがよく、広い範囲に傷が付いている場合にも適しています。
研磨剤を含むものは傷消しの効果が長持ちする傾向にありますが、力加減が強すぎると傷が増えてしまうため慎重に行ってください。
浅い傷を消す
小さく浅い傷消しにはコンパウンドの使用がおすすめです。
種類によって粒子の大きさが異なるので、傷の状態に合わせて選ぶ必要があります。
また、大きい傷には使用しないようにしてください。
広範囲の傷を消す
広範囲の傷消しにはスプレータイプが最適です。
車の塗装と同じ色のスプレーを選んだら、数回塗り重ねることで仕上がりがきれいになります。
広範囲の傷には効果的ですが、深い傷を消すのは難しいでしょう。
部分的な傷を消す
部分的な傷、塗装の剥がれなどにはタッチペンの使用がおすすめです。
傷の部分だけを的確に補修できるため、叩くように馴染ませると自然に仕上がります。
手軽で扱いやすいものの、効果を長持ちさせるには下処理が必要です。
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