広く利用される車の「サブスク」とは?カーリースとの違いとサブスクを利用するメリット
2021.12.01 カーリースについて 車の豆知識
近年、「サブスク」という言葉を耳にすることが増えましたよね。
映画や音楽をはじめ、さまざまなサービスが広く利用されるようになりました。
今回は人気を集める車のサブスクについて、カーリースと比較しながら契約方法やメリットなどをご紹介します。
車のサブスクはカーリースとなにが違う?
車のサブスクとは
車のサブスクとは、毎月定額の料金を支払えば、契約期間中はほぼ自由に車を利用できるサービスです。
近年多くの人が利用する映画や音楽の配信サービスなどと同じ仕組みと考えましょう。
海外では日本よりも身近に車のサブスクが利用されています。
カーリースとなにが違う?
一方カーリースも、毎月定額の料金を支払うことで、契約期間中はほぼ自由に車を利用できます。
車以外にも、オフィスで使うパソコンやコピー機などのリースが広く知られていますよね。
基本的にサブスクとカーリースの利用方法に大きく異なる点はなく、カーリースも車のサブスクです。
ただし、自動車メーカーのサブスクは車種をはじめ、利用料金、契約期間、ボーナス払いの有無、メンテナンスの内容など、メーカーによってカーリースと大きく異なる場合があります。
また、リーフ会社によっても差があるため、どちらにしても契約前によく確認することが重要です。
自動車メーカーのサブスクの特徴
・自社メーカーの車種に限られる
・月単位の契約ができるメーカーも
・ボーナス払いを選べることが多い
・ディーラーでメンテナンスを受けられる
・利用料金が高めに設定されている
カーリースの特徴
・好きなメーカーの車種を選べる
・契約期間は長期がほとんど
・ボーナス払いは選べないことが多い
・リース会社独自のサービスを受けられる
・利用料金を安く抑えられる
サブスクの契約方法
サブスクの契約方法は、オープンエンド方式とクローズエンド方式の2種類です。
オープンエンド方法は、契約を結ぶ時点で契約満了時の残価と呼ばれる車の残存価格を明らかにし、月額利用料金を設定する方法です。
契約満了時の車の価値が残価よりも低くなった場合は、差額の支払いが求められます。
一方でクローズエンド方式は、契約満了時の残価を明らかにせず月額利用料金を設定する方法です。
オープンエンド方式とは異なり、契約満了時に差額の支払いが発生することはありません。
車のサブスクを利用するメリット
初期費用の支払いが不要
車を購入するには、頭金をはじめ、車両価格とは別に各種税金、保険料などの初期費用が発生します。
そのため、なかなか購入に踏み切れない方もおられるかもしれませんが、サブスクを利用する場合は初期費用が発生しません。
基本的に契約時から満了時まで支払い額は一定です。
新しい車に乗り続けられる
新しい車に乗り続けたくても、乗り換えには多額の費用が必要です。
また、車が古くなれば故障のリスクが増えると同時に、メンテナンス費用も増加します。
しかし、サブスクを利用すると車を返却して新たに契約を結ぶだけで、新しい車に乗り続けることも簡単です。
車の維持費をまとめられる
車の維持費としてガソリン代はもちろん、各種税金や保険料、メンテナンス費用などが発生するため、必要に応じて支払わなければなりません。一方でサブスクの利用料金にはこれらの費用が含まれるので、ガソリン代を除く費用は一つにまとめられます。
法人も使いやすいサービス
車のサブスクが法人向けのサービスとして利用されてきたのは、法人にとってメリットが多く、使いやすいサービスだからです。
購入した場合とは異なり、利用料金の全額を経費計上できる点が大きなメリットで、経理業務の負担が軽減されます。
また、車の管理業務の削減にも役立ちます。
向いているのはサブスク?カーリース?
向いているのはどっち?
自動車メーカーのサブスクが向いている人の特徴
3〜5年ごとに車を乗り換えたい
ディーラーで専門の整備士に点検、整備を依頼したい
メーカーへのこだわりが強い
カーリースが向いている人の特徴
利用料金はできるだけ安く抑えたい
車へのこだわりが強くない
カーリースならではのサービスを利用したい
SKSのカーリースサービス
SKSは軽バンのカーリースサービスを行なっております。
代車対応、ロードサービス対応、事故時の対応、保険の管理、車検や点検、車庫管理など、独自のサービスをご用意しておりますので、法人のお客様もお気軽にお問い合わせください。
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