現在ではさまざまな車を目にしますが、車に詳しくない方はボディタイプの種類や特徴など、わからないことも多いのではないでしょうか。

車には大きく8種類のボディタイプが存在するので、ぜひ車選びの参考にしてくださいね。

今回は車のボディタイプの種類について、選ぶときのポイントも併せてご紹介します。

車のボディタイプの種類と特徴

セダン

ボディの種類の中で最も基本的な形状です。

特徴としてボンネット、4ドア、独立したトランクルームが挙げられます。

タクシー業界でも多く採用されており、走行の安定性と安全性、乗り心地のよさがセダンの魅力です。

現在では高級感と快適さを備えた車種が多く登場しています。

クーペ

セダンよりもデザイン性と走行性能が高く、スポーツカーとして採用されることが多いボディです。

車高が低く、クーペならではのスタイリッシュなデザインが魅力で、運転が好きな方に選ばれる傾向にあります。

また、クーペといえば2ドアが基本ですが、現在では4ドアクーペも多く登場しています。

ステーションワゴン

セダンをベースに作られており、「ワゴン」とも呼ばれています。

セダンは独立したトランクルームが特徴でしたが、トランクルームと座席との区切りをなくして、荷室スペースの広さを確保しています。

荷室スペースの広さはもちろん、走行性能、燃費などバランスのよさが魅力のボディです。

コンパクト

その名の通りセダンよりもボディが小さく、トランクルームが独立していないのが特徴です。

ほとんどの車種でハッチドアが採用されているため、ハッチバックとも呼ばれています。

軽自動車ほどコンパクトではないものの、小回りの利きやすさ、燃費、手頃な価格帯から人気の高い種類です。

SUV

SUVは「Sport Utility Vehicle」の略で、アウトドアに適したボディです。

特徴として、車高の高さ、走行性能と機能の高さなどが挙げられます。

現在ではさまざまな車種が登場しており、普段使い用に作れられたもの、ボディがコンパクトなものなど用途や好みに合わせて選ぶこともできますよ。

ミニバン

ボックス型の形状でボンネットがあるボディをミニバンと呼びます。

大人数を乗せたり大きい荷物を乗せたり、また車中泊をしたりなど幅広いシーンで使えるタイプです。

特にファミリーカーとして人気があります。

ワンボックス

その名の通りエンジンルームをはじめ、座席、荷室スペースがワンボックスにまとめられているボディです。

形状がボックス型であることから、ミニバンと似ているように思えますが、ワンボックスにはボンネットがありません。

また、商用車として使われることも多いタイプです。

軽自動車

総排気量660cc以下、全長3,4m以下、全幅1,48m以下、全高2m以下、乗車定員4人以下の車が軽自動車です。

維持費の安さと小回りの利きやすさが軽自動車ならではの魅力で、年々人気を集めています。

現在ではさまざまな車種が登場しており、コンパクトな見た目とは反対に、広い車内空間が実現されたものもあります。

車のボディタイプを選ぶポイント

使用目的は?

車はボディの種類によって見た目だけでなく車内の特徴も大きく異なります。

車の使用目的に合わせて適したボディを選ぶことが最も重要です。

たとえば普段使い用ならセダン、コンパクト、軽自動車、アウトドアにも使いたいならSUV、ステーションワゴンなどが適しています。

乗車人数は?

ボディの種類によって大きさにも差があるため、当然、乗車定員も異なります。

使用目的だけでなく、車に乗る人数に合わせて選ぶことも重要です。

特にファミリーカーとして車を使いたい場合は、これから家族が増える可能性について考えること、また小さい子どもやお年寄りなど乗せる人に合わせて選ぶことも必要です。

車に積む荷物は?

ベビーカー、車いす、アウトドア用品など大きい荷物や、大量の荷物を乗せる場面もありますよね。

ボディの種類によって構造や荷室スペースも異なるため、広さはもちろん、積み下ろしのしやすさなども確認しながら選びましょう。

車の使用目的や乗車人数と併せて、積む荷物のことも考えておいてくださいね。

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