できるだけ車検費用を抑えたい!各業者の特徴や相場の比較と重視すべきポイント
2022.01.17 車の豆知識
定期的に受けなければならない車検の費用はできるだけ抑えたいですよね。
車検を依頼する業者によって費用に差があるため、各業者の特徴や相場を比較してみましょう。
今回は車検費用を抑えたい方に向けて、車検を安く受ける方法をご紹介します。
車検費用はいくら?安く受ける方法はある?
車検費用の内訳と相場
車の車検の内訳は大きく「法定費用」と「車検基本料」の2つに分けられます。
法定費用は法律で決まっている項目で、車検基本料は業者ごとに設定額が異なります。
新車の軽自動車を例に挙げると車検費用合計52,830~92,830円が相場になります。
【内訳】
自賠責保険料 19,730円(24か月契約の場合)
車両重量税 6,600円(エコカーではない場合)
検査手数料 1,500円(指定工場で実施した場合)
- 法定費用合計 27,830円
- 車検基本料 10,000~50,000円
- 追加部品代 15,000円
安く受ける方法はある?
法定費用は金額が決まっているので節約することができません。
車検基本料の安い業者を見つけて依頼することが車検費用を抑えるポイントとなります。
各車検業者の特徴と相場を比較しよう
車検は以下の業者で受けることができます。
特徴を比較して、納得のいく業者を選んでください。
ディーラー
車検基本料は35,000~100,000円が相場となります。
安全性を重視しているため、高品質な車検を求める方に最適です。
サービスに特化していますが、部品は純正品を使用するなど、他の業者に比べて車検費用が高くなりがちです。
車検専門店
車検基本料は10,000~30,000円が相場となります。
整備や点検は合格に必要な最低限の項目に絞られるので、スピーディかつ車検費用が抑えられる点が大きな利点と言えるでしょう。
ただし、後から部品交換の手間が発生することを想定しておく必要があります。
カー用品店
車検基本料は10,000~45,000円が相場となります。
曜日やメーカーを問わずに車検を受け付けてくれますが、店舗によって整備や点検の技術に差が生まれることもあります。
ガソリンスタンド
車検基本料は10,000~35,000円が相場となります。
利便性の良さが魅力ですが、カー用品店と同じく整備や点検の技術は、店舗ごとに差が生まれるということを理解しておかねばなりません。
整備工場
車検基本料は20,000~65,000円が相場となります。
地方運輸局の認定を受けた「認定工場」と、一定の基準を満たした「指定工場」の2種類があります。
認定工場は整備や点検のみを行い、陸運局で車検をするのに対し、指定工場は整備から車検までの全てを担います。
どちらも車の整備を専門としているため、質の高い整備や点検を受けることができます。
車検業者を選ぶときに重視すべきポイント
安さだけを重視しないこと
安さだけを重視して業者を選ぶのは避けましょう。
車検は「車が安全に走行できる状態かどうかを点検して整備する」といった目的を忘れてはなりません。
自分が求めるサービスを明確に
車検以外にもサービス内容や取り扱い部品のバリエーション、スタッフの対応、業者への持ち込みやすさといった満足度も大切です。
車検後の後悔や手間の重複を避けるためにも、満足度の高い業者を選ぶようにしましょう。
信頼できる業者を見極めよう
信頼できる業者かどうかの見極めは重要です。
点検、整備はもとより、ユーザーの立場に立った提案をしているか、見積もりの金額は妥当かといった点から総合的に判断してください。
ユーザーの希望を汲み、部品の交換や安全に関する情報を自ら発信してくれるかといったポイントを一つの目安として捉えてみてはいかがでしょうか。
車検を受ける前には複数の業者に見積もりを依頼し、検査の項目が適切なものかどうか判断しましょう。
部品の交換が必要な場合は、新しい純正品ではなくリビルド品の在庫が使えるかどうか尋ねてみるのも一つの手段です。
SKSでは、月額55.000円で車検込みのリースを利用できるサブスクプランを用意しております。
突発的な出費や、車検時など定期的にかかるお金でお悩みの方は、ぜひご相談ください。
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