雨の日に備えて行いたい車のメンテナンス方法とは?軽貨物ドライバーは必見!
2022.07.01 軽貨物運送業について トラックドライバー 車の豆知識
雨の日が増える梅雨の時期が近付いています。
軽貨物ドライバーにとっては安全のためだけでなく、業務を行ううえでも雨対策が欠かせません。
今回は雨の日に備えて行いたい車のメンテナンスについて、軽貨物ドライバーが注意すべきことも併せてご紹介します。
雨の日に備えたメンテナンスは必須
梅雨入りする前に、確認しておきたい項目をご紹介いたします。
ヘッドライトのチェック
ヘッドライトなどの車に搭載されるライトは、視界を確保したり周囲に存在を知らせたりする重要な役割をもちます。
雨の日はドライバー側だけでなく、歩行者も傘を差すことで視界が狭くなりやすいため、ライト類の状態は確認しておくと安心です。
ワイパーのチェック
車の部品の中でもワイパーは使用頻度が高いうえ、直射日光によるダメージや経年により劣化が進みやすい傾向にあります。
交換時期はワイパー本体が2年、ゴムが6か月~1年と言われていますが、拭き取りにムラが生じる場合なども交換のサインです。
タイヤのチェック
タイヤの溝が浅くなっている状態で走行すると、ハイドロプレーニング現象が起こりやすくなります。
雨の日はもちろん、タイヤの溝や空気圧は定期的な確認が必要です。
また、ハイドロプレーニング現象はタイヤの空気圧が低い状態でも起こります。
撥水コーティングも
上記のメンテナンスに加えて、フロントガラスの撥水コーティングもしておくとよいでしょう。
撥水コーティングは大きくシリコン系とフッ素系に分けられ、種類によって特徴が異なります。
用途に応じて、適したタイプを選んでください。
雨の日の運転で気を付けたいこと
走行への影響
雨で濡れた路面を走行するとタイヤのグリップ力が損なわれるため、晴れの日に比べて制動距離は40%も長くなると言われています。
さらに交通事故の件数も、晴れの日と比較すると5倍にも上るほどです。
先述の通り、ハイドロプレーニング現象も起こりやすいので、事故を防ぐためにも走行時はスピードを出し過ぎないよう注意しましょう。
視界の確保
雨が降ると、フロントガラスやミラーに水滴が付着することで視界が悪くなります。
ワイパーを活用しても、晴れの日に比べて視界は確保しにくくなるうえ、昼間でも暗く感じやすいため、走行中はより注意が必要です。
ボディの汚れ
雨水には水分のほか、油分やほこり、黄砂などの物質も含まれます。
そのため、雨が降った後は車の汚れが気になる方も多いのではないでしょうか。
特に酸性雨はボディの塗装が傷む原因となるので、黒い汚れの付着が見られたり表面がザラついていたりする場合は、洗車の目安と考えましょう。
車内のにおい
湿気が多い梅雨の時期は、車内のにおいやカビの発生にも注意が必要です。
消臭グッズやエアコンの送風モードを活用するなど、車内の空気を入れ替えて湿気を溜め込まないよう意識しましょう。
軽貨物ドライバーはトラブルに注意
雨の日はトラブルやクレームが増加する傾向にあるため、軽貨物ドライバーは細心の注意を払いましょう。
余裕をもって行動する
雨が降ると道路が混雑しやすいため、余裕をもったスケジュールを組みましょう。
なかには時間厳守の案件も存在するため、トラブルへ発展しないよう工夫が必要です。
また、集荷や配達時間に遅れるからと焦って運転すると、交通事故のリスクも高くなります。
台車を使用する場面では…
場合によっては、台車を使用して荷物を運ぶ場面もあるでしょう。
ただし、荷台が濡れていたり水しぶきが飛んだりして荷物が濡れてしまうケースも考えられるため、より慎重に荷物を扱う必要があります。
荷物の水濡れはトラブルやクレームにつながりやすいので、台車の使用後は必ず拭き取るようにしましょう。
荷物を置く場所にも注意
近年、置き配を選択するお客様も増えました。
荷物を置く場所が指定されている場合もありますが、雨や風、日差しの強い日などでは天候を考慮することも必要です。
荷物が濡れないよう屋根のある場所に置いたりビニール袋に包んだり、また大雨の日は一旦持ち戻るなど状況に合わせて対応しましょう。
SKSは、個人・法人のお客様に軽バンのカーリースサービスを行なっております。
ご利用状況に合わせてお選びいただけるよう、さまざまなプランをご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
また先述の通り、雨の日は事故のリスクが高くなります。
SKSなら幅広いサービスをご案内しておりますので、事故時の対応はもちろん、万一の際には事業用ナンバーの代車もご利用いただけます。
軽バンのカーリースは、ぜひSKSまでご相談ください。
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