車の維持費はいくらかかる?内訳と目安、安く抑えるポイント
2022.07.19 車の豆知識
車を維持していくには、さまざまな費用が発生します。
車種によっても差があるため、予想以上の出費に困らないよう、事前に把握しておきましょう。
今回は、維持費の内訳や目安と、維持費を抑えるポイントをご紹介します。
乗用車は大きく3種類に分けられる
乗用車は、「軽自動車」「小型自動車」「普通自動車」の3種類です。
軽自動車
乗用車の中で最も車体が小さく、全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下、排気量660cc以下の車を指します。
他の車に比べて小回りが利くほか、燃費のよさ、維持費の安さもメリットです。
ただし、大人数で移動したり長距離を走行したりする場合には向きません。
小型自動車
車体は軽自動車と普通自動車の中間に当たる大きさで、「コンパクトカー」と呼ばれています。
具体的には、全長47m以下、全幅1.7m以下、全高2.0m以下、排気量660cc以上2,000cc以下の車です。
メリットは軽自動車と同じく、小回りが利くことと燃費がよいことが挙げられます。
軽自動車よりパワーは上回るものの、普通自動車よりは劣るため、長距離の走行にはあまり向かないでしょう。
普通自動車
全長4.7m以上、全幅1.7m以上、全高2.0m以上、排気量2,000cc以上の車を指します。
乗用車の中で最も車体が大きいため、大人数でも移動できるほか、荷物を積むスペースも十分です。
また、乗り心地もよいことから長距離の走行にも向きますが、維持費の負担は軽自動車やコンパクトカーより大きくなります。
車の維持費とは?内訳と目安
維持費の内訳
一般的に車の維持費には、「税金」「保険料」「メンテナンス費用」に加えて、「ガソリン代」「駐車場代」「高速料金」など走行に必要な費用が含まれます。
税金
継続的に発生するのは、毎年4月1日時点で車を保有している場合に課税される「自動車税」と、車検時に支払う「自動車重量税」の2種類です。
自動車税は排気量に応じて発生し、大きくなるほど高くなります。
なお、軽自動車の場合は「軽自動車税」と呼ばれます。
一方、自動車重量税は重量に応じて発生し、0.5t増えるごとに高くなる仕組みです。
車検を受ける際に有効期間分を支払います。
保険料
車の保険は、加入が義務付けられている「自賠責保険」と「任意保険」の2種類です。
自賠責保険は車種によって料金が定められており、車検を受ける際に支払います。
一方、任意保険は車種や年齢、補償内容などにより料金が異なります。
メンテナンス費用
車検費用のほか、消耗品の交換費用や修理費用も含まれます。
車検は新車を購入してから3年後、以降は2年ごとに受ける必要があります。
ガソリン代/駐車場代/高速料金
日常的に発生する維持費です。
燃費性能や走行距離、車の利用目的、地域などによって大きな差が出ます。
維持費の目安は?
上記の項目をすべて含めると、軽自動車の維持費は年間45万円前後、コンパクトカーの場合は55万円前後が目安です。
軽自動車とコンパクトカーでも約10万円の差があり、排気量や重量が増えるとより大きく差は開きます。
そのため、車の利用目的に適した車種を選びましょう。
※個人差の大きい項目も含まれるため、あくまでも一例です。
※なお、初年度の維持費を想定しています。
車の維持費を抑えるポイント
車の維持費を抑えるには
先述の通り、最も維持費の安い軽自動車がおすすめです。
燃費性能も年々向上しているため、燃費のよい車種を選ぶと、より維持費を抑えられます。
さらに一定の基準を満たした車種は、税金の負担が軽減される点もメリットです。
また、任意保険の補償内容を見直したり、こまめにメンテナンスしたりすることで、維持費の削減につながります。
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