「車の乗り換えを検討しているが、限界まで乗り続けたい」と考えていませんか。

車の寿命は走行距離10万kmが目安と言われてきましたが、走行距離の限界が気になる方も多いでしょう。

今回は、走行距離の限界についてご紹介します。

車の走行距離に限界はある?

一般的に車の寿命は、「走行距離」と「使用年数」を基準に判断されます。

まずはそれぞれの視点から、車の寿命をご説明します。

走行距離による車の寿命

一般的に車の寿命は、走行距離10万kmが目安と言われてきました。

なぜなら走行距離10万kmを超えると、部品の消耗や劣化などトラブルが起きやすいからです。

とはいえメンテナンスによって左右されるため、正確には走行距離10万kmが限界ではありません。

また、以前より車自体の性能も向上していることから、メンテナンス次第では20万kmを超えても問題なく走行できます。

ただし、部品の交換に費用がかかることを考慮して、走行距離10万kmのタイミングで車を乗り換える方も多いようです。

使用年数による車の寿命

車の平均使用年数は13~15年ほどで、多くの人は13年を目安に車を乗り換えています。

新車登録から「13年」が経過すると、自動車税(軽自動車税)と自動車重量税が高くなるためです。

なお、18年が経過するとさらに負担が大きくなるため、走行距離だけでなく使用年数も踏まえて、乗り換えのタイミングを考えるとよいでしょう。

走行距離の限界を延ばすポイント

車の運転席

走行距離の限界を延ばすには、適切なメンテナンスが重要です。

各部品の交換時期を見極めて車を長持ちさせましょう。

タイミングベルト

タイミングベルトの交換時期は、走行距離10万kmまたは10年が目安です。

エンジンの回転運動にかかわる部品のため、切れる前に点検・交換を行いましょう。

なお、タイミングベルトは突然切れてしまうケースが多く、もし切れると大きな事故を引き起こす恐れがあります。

また、タイミングベルトが切れるとその他の部品交換が加わる場合もあるので、費用を抑えたい場合は切れる前に交換を済ませておきましょう。

バッテリー

バッテリーの交換時期は車種によって異なるものの、2~3年が目安です。

もし何らかの不具合が生じている場合は、交換時期を迎えていなくても対処する必要があります。

なお、バッテリーを長持ちさせるには、バッテリー液の残量を確認・補充するほか、バッテリーが上がらないよう日常的に意識することが大切です。

エンジンオイル

エンジンオイルは走行距離3,000~5,000km、または3~6か月を目安に交換しましょう。

エンジンオイルにはエンジンだけでなく、あらゆる部品の故障を防ぐ役割があるため、残量や状態はこまめに確認することをおすすめします。

なお、エンジンオイルの警告灯が点灯する前の交換が望ましいでしょう。

タイヤ

タイヤの交換時期は走行距離や使用状況などによって差がありますが、溝が4mmを下回る場合は交換しましょう。

また、ひび割れが発生している場合はバーストする危険性があるため、すぐに交換することをおすすめします。

SKSならメンテナンスまでお任せ!

走行距離が10~20万kmを超えたからといって、車が走らなくなるわけではありません。

ただし、トラブルが起こる可能性は高くなるため、適切なメンテナンスに加えて、走行時の状態から限界を見極める必要があります。

たとえば、運転中に違和感を覚えたり異音がしたりする場合は限界を迎えているかもしれないので、業者へ相談して修理をするか、乗り換えるかを検討しましょう。

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お客様に合わせて最適なプランをご提案いたしますので、カーリースをご利用の際はぜひお気軽にお問い合わせください。

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