軽自動車の寿命は普通自動車と違う?10年以上乗り続ける場合の
2023.02.02 車の豆知識 お役立ち情報
軽自動車を買い替えるか、または乗り続けるのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
一般的に軽自動車は普通自動車に比べて、「寿命が短い」と言われています。
今回は軽自動車の寿命について、10年以上乗り続ける場合の注意点や買い替えるタイミングも併せてご紹介します。
軽自動車の寿命はどれくらい?
まずは、軽自動車の寿命についてご説明します。
軽自動車の寿命
軽自動車の寿命は、走行距離12万kmまたは使用年数12年が目安と言われています。
普通自動車の寿命は走行距離15~20万kmまたは使用年数15~20年が目安のため、軽自動車は普通自動車に比べて寿命が短い傾向にあることを認識しておきましょう。
とはいえ、走行距離12万kmまたは使用年数12年を超えても、車自体に問題がなければ走行は可能です。
以前より軽自動車の性能は進化していることから、平均使用年数も伸びています。
そのため走行距離や使用年数はあくまでも目安の一つと考え、車の状態を含めて総合的に判断しましょう。
なお、長く乗り続けると部品の故障するリスクが上がるため、修理・交換にかかる費用が高くなりやすい点には注意が必要です。
寿命を延ばすには
軽自動車の寿命を延ばすには、「適切なメンテナンス」と「丁寧な運転」を意識することが大切です。
車を長持ちさせることで修理・交換費用が抑えられるほか、売る場合は査定価格にも影響を与えます。
軽自動車の寿命を延ばすために重要なメンテナンスは、以下の通りです。
・エンジンオイルの交換
・CVTフルードの交換
・タイヤの交換
上記は走行に深くかかわるため、交換時期を無視して乗り続けると車体に負担がかかります。
また、軽自動車を運転する際は以下に注意しましょう。
・急発進・急停止・急加速をしない
・定期的に車を走らせる
・屋根のある駐車場を利用する
上記は各部品の寿命を早める原因になるので、できるだけ避けてください。
10年以上乗り続ける場合の注意点
同じ軽自動車を10年以上乗り続ける場合の注意点をご紹介します。
軽自動車税が高くなる
軽自動車税は4月1日時点で軽自動車を保有している場合に課される税金で、軽自動車を保有している限り毎年発生します。
ただし、新規登録から13年が経過すると税額が上がるため、注意しましょう。
具体的な税額は以下の通りです。
区分 | 税額 | 新規登録から13年経過 |
自家用・乗用 | 10,800円 | 12,900円 |
自家用・貨物用 | 5,000円 | 6,000円 |
事業用・乗用 | 6,900円 | 8,200円 |
事業用・貨物用 | 3,800円 | 4,500円 |
燃費が悪くなる
同じ軽自動車を10年以上乗り続けると、経年劣化により燃費が悪くなることも理解しておきましょう。
また、現在は燃費性能に優れた車が続々と登場しているため、新型車のほうがガソリン代を抑えられます。
そのためガソリン代を節約したい場合は、買い替えを検討するのもおすすめです。
機能が古いまま
最新の軽自動車には安全装備が揃い、安全性・機能性ともに向上しています。
また2021年に自動ブレーキシステムが義務化され、これから徐々にすべての車へ反映されていくでしょう。
しかし、同じ軽自動車に10年以上乗り続ける場合は機能や装備が古いままになるため、安全性や機能性が更新されない点には注意が必要です。
価値が下がる
メンテナンス次第で10年以上乗り続けられますが、車の価値は年々落ちていきます。
新車登録から5年が経過すると約半分、10年が経過するとほぼゼロになると理解しておきましょう。
価値の観点で考えると、車の寿命は10年とも言えます。
軽自動車を買い替えるタイミング
軽自動車を買い替える場合のタイミングをご説明します。
軽自動車を買い替えるならいつ?
軽自動車を買い替える場合は、車検の直前がおすすめです。
最初の車検は車種によって2年または3年のため、2回目の車検は4年目または5年目、3回目の車検は6年目または7年目に受けます。
車の価値を考慮すると、「2回目か3回目の車検前」が買い替えのタイミングといえるでしょう。
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