軽自動車の年間維持費は?普通自動車との比較や維持費を抑えるポイント
2023.02.02 カーリースについて 車の豆知識
車を購入する際は、「できるだけ維持費の安い車を選びたい」と考える方も多いでしょう。
軽自動車は維持費の安さが魅力ですが、普通自動車に比べてどれくらい違うのでしょうか。
今回は、軽自動車と普通自動車の年間維持費を比較してご紹介します。
さらに維持費を抑えるポイントも説明しているので、節約したい方はぜひ参考にしてください。
なぜ軽自動車は維持費が安いの?
車を購入すると、ローン代に加えて維持していくための費用がかかります。
具体的には各種税金や保険料、車検代のほか、ガソリン代、駐車場代、メンテナンス費用などです。
しかし、軽自動車は普通自動車よりも各種税金や保険料が安いほか、普通自動車に比べて部品代が手頃でメンテナンス費用も抑えられるため、総合的に維持費の負担が少なくなります。
軽自動車と普通自動車の年間維持費を比較
実際に、軽自動車と普通自動車の年間維持費を比較してみましょう。
自動車税
自動車税は、毎年4月1日時点で車を保有している場合に発生する税金です。
軽自動車の場合は「軽自動車税」と呼ばれ、一律で10,800円に設定されています。
一方で普通自動車は排気量によって税額が異なり、2019年10月1日以降に新車登録された車は排気量1リットル以下で25,000円、以降は0.5リットルごとに高くなる仕組みです。
コンパクトカーでも30,500円の自動車税がかかるため、軽自動車税と比べると倍以上もの大きな差があります。
ガソリン代
軽自動車でも普通自動車でも、ガソリン代の単価自体は変わりません。
しかし、軽自動車は燃費性能に優れた車種が多いため、ガソリン代も抑えられます。
例として、「燃費15km/Lの軽自動車」と「燃費12km/Lの普通自動車」にかかるガソリン代を比較してみましょう。
「年間走行距離は10,000km」「ガソリン代は160円/L」の条件で計算すると、軽自動車は約106,560円、普通自動車は133,280円と、ガソリン代にも約26,000円の差が生まれます。
ローン代
車の本体価格は車種や性能ごとに大きく異なりますが、軽自動車は普通自動車より安い場合がほとんどです。
ローン代は購入する車種や返済期間によって左右されるため、具体的な数字では比較しにくいものの、年間で生じる差は大きいでしょう。
保険料
自動車保険には、「自賠責保険」と「任意保険」の2種類があります。
自賠責保険料は軽自動車も普通自動車もほとんど変わりませんが、任意保険料は軽自動車のほうが安い傾向にあるようです。
加入者の年齢や補償内容によって大きく異なるものの、年間では数千~数万円の差がある場合も少なくありません。
車検代
軽自動車も普通自動車も、新車登録から初回車検までが3年(軽貨物車は2年)、以降は2年ごとに車検を受ける必要があります。
また、車検代として「車検基本料」と「法定費用」がかかるのも同じです。
しかし、依頼する業者や車の状態によって変動しますが、軽自動車は5~8万円、普通自動車は6~12万円が相場のため、車検代も軽自動車のほうが安いといえるでしょう。
その他
上記に加えて、年間維持費として駐車場代やメンテナンス費用もかかります。
駐車場代は場所によって異なるため、軽自動車も普通自動車も差はありません。
一方でメンテナンス費用の相場は年間で、軽自動車が3万円、普通自動車が4万円ほどかかると想定できます。
軽自動車の維持費をさらに抑えるポイント
軽自動車の維持費をさらに抑えたいなら、以下も検討することをおすすめします。
カーリースを利用する
カーリースとは、カーリース会社へ月額料金を支払って車を借りるサービスのことです。
サブスクリプションのようなイメージで、用途に合わせてさまざまなプランやオプションを選択できます。
月額料金に各種税金や保険料、車検代、メンテナンス費用などの維持費が含まれるため、毎月定額で車に乗れることがメリットです。
エコカー減税の対象車を選ぶ
エコカー減税が適用されると、自動車重量税が免税または減税されます。
エコカー対象外の車は6,600円(年間3,300円)の自動車重量税がかかるため、免罪される場合は年間維持費をさらに節約できます。
駐車場の変更を検討する
条件を変えたり視野を広げたりして探すと、現在よりも安い駐車場を見つけられる場合があります。
また、近いうちに引っ越す予定がある場合は、駐車場付きの物件を探してみるのもよいでしょう。
自動車保険を見直す
年間維持費を節約するには、現在加入している自動車保険を一度見直してみるのもおすすめです。
保険会社へ相談して、見積もりを依頼してみましょう。
近くのガソリンスタンドを利用する
近くのガソリンスタンドよりもガソリン代が安いからと、少し遠いところまで移動していませんか。
単価は安くても結果的に割高となる場合もあるため、できるだけ近くのガソリンスタンドを利用しましょう。
ユーザー車検を行う
車検代を節約するなら、ユーザー車検を検討してみましょう。
ただし、車に関する知識がない場合は専門の業者に依頼したほうが安心です。
SKSでは
SKSは、軽バンを中心にカーリースサービスを行なっております。
「サブスクプラン」という各種税金や保険料、車検代、メンテナンス費用など、幅広い項目が含まれるプランのほか、月額料金を抑えたい方には最安1万円のプランもご案内可能です。
カーリースに関して何かわからないことがございましたら、些細なことでもお気軽にご相談ください。
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