「チャーター便」の意味は?メリット・デメリットや利用すべきケース
2023.02.28 軽貨物運送業について
チャーター便は、荷物を輸送する方法の一つです。
輸送方法には多くの選択肢があるため、運ぶ荷物や時間、費用など条件に応じて最適な方法を選びましょう。
今回は、チャーター便の意味や利用すべきケースについてご説明します。
ドライバー向きにチャーター便を受けるメリットも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
チャーター便の意味は?混載便とは何が違う?
まずは、チャーター便の意味や混載便との違いをご説明します。
チャーター便とは
チャーター便とは、車両を貸し切って特定の荷物のみを輸送する方法のことです。
主に、細かく日時指定したい場合や特殊な荷物または大量の荷物を運びたい場合などに使用します。
混載便とは何が違う?
混載便とは、1台の車両で不特定多数の荷物を輸送する方法のことで、主に宅配便が挙げられます。
一方チャーター便は特定の荷物のみを扱うため、他の荷物と混載せずに運べる専用便です。
運ぶ荷物によって使い分けられています。
チャーター便のメリット・デメリット
次に、チャーター便のメリット・デメリットをご紹介します。
チャーター便のメリット
チャーター便には、以下のメリットがあります。
・日時や経路を指定できる
・破損のリスクを抑えられる
・特殊な荷物を運べる
車両を貸し切れるため、細かい要望を反映できます。
また、チャーター便は目的地まで直行できるので、輸送時間を短縮できるのもメリットです。
チャーター便のデメリット
チャーター便のデメリットは、「利用料金が高い」ことが挙げられます。
車両を貸し切るには相応の料金が発生するため、混載便よりも割高です。
また、常温と冷蔵・冷凍の荷物を両方運びたい場合はトラックを1台ずつ手配する必要があるので、さらに料金は高くなります。
そのため、できるだけ料金を抑えたい場合は利用すべきかどうかを慎重に検討しましょう。
チャーター便を利用すべきケースとは
ここからは、チャーター便を利用すべきケースについてご紹介します。
細かく日時指定したい場合
混載便の場合は、大まかな日時指定しか対応していません。
そのため、日時を細かく指定したい場合はチャーター便の利用が適しているでしょう。
なお、先述の通り経路も指定できるため、複数の拠点を経由することもできます。
特殊な荷物を運びたい場合
高価で取り扱いに注意が必要なもの、においが強いもの、複雑な形状をしているものなど、荷物が特殊な場合はチャーター便の利用がおすすめです。
混載便では運べない荷物でも、チャーター便なら対応できます。
大量の荷物を運びたい場合
基本的にチャーター便は混載便より割高ではありますが、大量の荷物を運ぶ場合は車両を貸し切って1回に輸送したほうが料金を抑えられる場合もあります。
大量の荷物を1回で確実に輸送したい場合は、チャーター便の利用を検討しましょう。
破損のリスクを抑えたい場合
チャーター便は特定の荷物のみを輸送するため、荷物に合わせて安全な方法で運べます。
また、荷物の仕分けや輸送中に他の荷物と接触する恐れもないので、破損のリスクを限りなく抑えたい場合はチャーター便の利用が適しているでしょう。
ドライバー必見!チャーター便は報酬が高い?
チャーター便は長距離を輸送するケースが多いため、他の案件よりも報酬が高い傾向にあります。
また、緊急性に応じて報酬が高くなるため、収入を増やしたいドライバーはチャーター便の依頼を受けてみるのもよいでしょう。
ただし、チャーター便の依頼は日によって変動しやすいことを理解しておく必要があります。
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