軽貨物車が消費するガソリン代の月平均はいくら?ガソリン代を抑えるコツはある?
2023.05.31 車の豆知識 お役立ち情報
ガソリン代は、車にかかる経費の中でも多くの割合を占めるため、平均価格の高騰は会社にとって負担となります。
軽配送の業務によっては1回の走行距離が長くなるので、少しでも出費を抑える工夫が必要です。
今回は、軽貨物車が消費するガソリン代の1か月平均と、節約方法を紹介します。
日々の節約を積み重ねて、経費削減を目指しましょう。
ガソリン代の月平均はどれくらい?
ガソリン代の月平均と、ガソリン代が決まる要因を見ていきます。以下の例は、月20日ほど利用する軽貨物車の場合です。
軽貨物車が消費する月平均のガソリン代
軽貨物車のガソリン代は、月平均で2~6万円かかります。
計算方法は「1か月のガソリン代=ガソリン価格(1Lあたり)×1か月の走行距離(km)÷車両の燃費(1Lあたり)」です。
ガソリン価格が150円/L、1か月の走行距離が3,000km、車両の燃費が20km/Lとすると、ガソリン代は1か月22,500円となります。
ガソリンが満タン時の走行距離
軽貨物車のガソリンが満タンの場合、可能な走行距離の目安は600~800kmです。
ただし、荷物の多さや車種によっても変わります。
月平均のガソリン代は案件によって違う
月平均のガソリン代に開きがあるのは、業務案件によって走行距離が違うためです。
宅配案件が中心の場合は1日平均50kmほどですが、遠距離への配送は1日100~300kmほど走行することもあります。
案件によってガソリン代も2倍以上の差が出るということです。
月のガソリン代の抑え方
毎月のガソリン代を抑えるために、自分でできることをまとめました。
小さな習慣の積み重ねがカギになります。
一定の速度を保つよう心がける
急発進をすると燃料が供給されてエンジンの回転数が上がり、その分ガソリンを消耗してしまいます。
できるだけ一定の速度を保ち、アクセルを使うときもゆっくり踏み込んでいきましょう。
停車中はエンジンを切る
停車中は、エンジンをつけたままにする「アイドリング」を控えます。
1日5分でもアイドリングストップをすることで年1,900円ほどの節約になり、環境にもやさしいです。
減速時はエンジンブレーキを活用する
減速時は早めにアクセルから足を離すと燃料の供給が止まり、タイヤの動力でエンジンが動くため、ガソリンの節約になります。
ギアをシフトダウンすれば、エンジンブレーキがさらに強く効きます。
エアコンの使用時間を減らす
エアコンの使いすぎも、燃費悪化の原因です。
ただし、暖房は車内で作られた暖かい空気を送っているため、ガソリン車なら燃費に影響しません。
冷房は燃料を消耗するので、使いすぎには注意しましょう。
・メンテナンスを行う
<タイヤの状態をチェックする>
タイヤの摩耗がひどくなると、回転に無駄なエネルギーがかかります。
空気圧が適切かどうか、定期的に確認するようにしましょう。
<エンジンオイルを交換する>
エンジンオイルは、汚れると燃費が悪くなります。
交換にかかる費用は1回5,000円ほどですが、オイル交換をせずエンジンに異常をきたした場合はエンジンの載せ替えに25万円ほどかかるため、交換は怠らないようにしましょう。
交換のタイミングは、走行距離が3,000kmを超えたあたりが目安です。
ガソリン代の安い店をマークしておく
店頭表示価格を見て、安価なガソリンスタンドを把握しておきます。
ポイントがついたりクーポンが使えたりするところもあるので、総合的に判断しましょう。
また、事業者用として作成できるガソリンカードもあります。
月ごとの支払いで経理の手間が省けるうえ、割引特典がついているところもあります。
まとめ
ガソリン代を抑えるには日々の心がけが大切ですが、忙しい業務の中でメンテナンスなど見落としてしまうこともあるでしょう。
車管理の効率化を図るなら、カーリースの利用がおすすめです。
SKSのカーリースサービスは、各種手続きの代行から管理、サポートまでご案内いたします。また、車検や点検の代行や代車の手配も承っているため、軽貨物車のカーリースはぜひSKSまでお問い合わせください。
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