中古車はすでに車がある状態なので、新車よりも納車が早いと言われています。
とはいえ、具体的にどのくらいの日数で納車されるのかが気になる方は多いでしょう。
そこで今回は、中古車が納品される平均日数や最短で納車するための工夫をご紹介します。
コツを知っていれば、狙った中古車を最短で手に入れられるかもしれません。

中古車の納車は最短で何日?

中古車の納車は、最短で3〜5日です。
ただし、事前準備がしっかりされてスムーズに納車できた場合に限ります。
一般的には、中古車を購入してから納車まで1〜2週間程度かかります。

中古車を最短で納車するための工夫

笑顔の女性

こちらでは、中古車を最短で納車するための工夫を紹介します。

納車日を指定しない

納車日を指定しないと、最短日に中古車を納車してもらえる場合があります。
中古車販売店は売れた在庫をいち早く納車して、財務状況をよくしたいと考えるため、納車日の指定がなければ最短の日を選びます。
よって、中古車を最短で納車したい場合は、納車日を指定しないほうがよいでしょう。

必要書類を準備しておく

中古車を最短で納車するには、あらかじめ必要書類を準備しておきましょう。
普通車と軽自動車に分けて、必要書類の種類と取得にかかる時間の目安を記載します。

【普通車の場合】
車庫証明書 3〜5営業日
実印と印鑑証明書 2〜3営業日
委任状 2〜3営業日

 

【軽自動車の場合】
住民票 役所であれば当日
車庫証明書(地域によっては不要) 3〜5営業日
印(認印)

 

支払いの準備を済ませる

<ローンを組む場合>

ローンを組む場合、仮審査を済ませておくと中古車の納車を短縮できます。
仮審査とは、ローンの本審査が通過できるかを審査してもらうもので、3〜7営業日程度で結果がわかります。
一方で本審査は1〜2週間程度かかり、もし審査に通らないと別のローンの審査を受ける必要があるため、さらに時間がかかるかもしれません。
中古車を最短で納車したいなら、事前に仮審査を済ませて、本審査が通過する可能性のあるローン会社を探しておきましょう。

<現金で支払う場合>

現金で一括払いする場合は、予算の管理をしておきましょう。
支払う準備ができていないと、最短での納車は難しいためです。
「現金一括で購入しても資金に余裕はあるか」「どの預貯金から支払うか」や「定期預金をあらかじめ解約しておく」など、事前に準備しておきましょう。

オプションパーツの在庫を確認しておく

カーナビやエアロパーツなどのオプションパーツをつける予定であれば、事前に在庫を確認しておきましょう。
中古車販売業者のもとに在庫がない場合もあるため、オプションパーツ待ちで納車が遅れる可能性があります。

車検が残っている車を選ぶ

中古車を購入するときは、車検が残っているものを選びましょう。
車検は通常1〜3日程度の時間がかかるので、車検が残っていない中古車は納車まで時間を要します。
車検が残っていれば点検だけで済むので、最短で納車できるでしょう。

軽自動車を選ぶ

軽自動車は普通車に比べて用意する必要書類が少ないため、最短で納車できる可能性が高まります。
車庫証明書が不要な地域であれば、さらに納車日を短縮できるでしょう。

中古車の納車が遅くなる原因

最後に、中古車の納車が遅くなる原因を紹介します。

日柄を気にする

日柄とは、「大安」「仏滅」などの「六曜」と呼ばれるその日の吉凶を表したものです。
中古車販売業者は、「友引」などの縁起のよい日に納車日を設定する風潮があるため、中古車を購入したタイミングによっては納車が遅くなる場合もあります。
あらかじめ「日柄は気にせず最短で納車してほしい」と伝えておきましょう。

必要書類に不備がある

必要書類に不備があると、納車が遅れてしまいます。
特に車庫証明に不備があれば、1週間程度の時間がかかります。
また、必要書類が足りていない場合も、納車が遅れる原因になるので確認してから送付しましょう。

予期せぬトラブル

以下のような予期せぬトラブルで、中古車の納車が遅れてしまう場合もあります。

・オプションパーツの納品遅れ
・点検で車両に問題が発覚

「事前にオプションパーツがあるか確認する」「経年劣化の激しい中古車を選ばない」など、トラブルを未然に防げるよう意識しましょう。

まとめ

中古車は、事前準備をしっかりしていれば最短3〜5日で納車できます。
ただし、在庫状況によって納期は変動するので、事前に確認しておくと安心です。
ローンの審査や必要書類の準備など、時間がかかるものは早めに対処しておきましょう。

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