法人カーリースにはどんなメリット・デメリットがある?
2020.10.01 法人カーリース
個人向けではなく、法人カーリースを考えている方もおられるのではないでしょうか。
法人カーリースを上手く利用するには、メリットとデメリット、一括購入との違いを知ることが重要です。
今回は法人カーリースをするメリット・デメリットと共に、一括購入とどのような違いがあるかをご紹介いたします。
法人カーリースのメリット
まずは法人でカーリースを行うメリットをご紹介いたします。
車にかかるコストが明確になる
車を購入すると、車体費用だけでなく自動車税や保険など様々な費用が必要になります。
しかしカーリースであれば、毎月の利用料金に税金や自賠責保険料、車検費用などが含まれているので車にかかる費用が購入した場合に比べて分かりやすいというメリットがあります。
ナンバープレートが「わ」ナンバーではない
カーリース以外にレンタカーやカーシェアを考えている方もおられるかもしれません。
しかしレンタカーの車はナンバープレートが「わ」ナンバーです。
ビジネス利用をするのであれば「わ」ナンバーでは信用性が低いと考えている方もいます。
カーリースであれば購入と同じく、ナンバープレートを選ぶことができるうえ、「わ」ナンバーではありません。
そのため、社外に対して信頼に足る企業であることをアピールできます。
サポートやメンテナンスの保証が充実
社用車を複数台購入していた場合、1台ごとに管理が求められます。
そのため、購入時期などの違いで車検の時期やメンテナンス時期がずれてしまい、手間がかかるということがあります。
しかしカーリースを利用すると車検やメンテナンスの費用が別途必要になることもなく、整備工場を自分で押さえる必要もありません。
また、保証サービスも豊富に用意されていることが多く、突然のトラブルでも対応してもらいやすいというメリットがあります。
管理の手間や負担を減らすという面でも、カーリースは役立ちます。
法人カーリースのデメリット
では反対に、法人でカーリースを行うデメリットは何があるのでしょうか。こちらで3点ご紹介いたします。
走行距離の制限
個人向けカーリースと同じく、法人向けカーリースであっても走行距離の制限があります。
よって好きなだけ使っていると上限を超えてしまい、追加の費用を請求されることがあります。
追加費用の請求を防ぐためには月々に必要となる走行距離をあらかじめ計算しておき、何らかのトラブルがあった際にも対応できるように少し余裕を持った距離で設定することをおすすめします。
中途解約には違約金が発生することがある
カーリースは原則として途中解約ができません。
やむを得ない事情によってどうしても途中解約が必要になった場合、違約金を請求されることがあります。
そのため、利用期間もあらかじめよく考えて契約することが重要です。
事故や故障
カーリースで借りている車が故障したり、事故に遭った場合、修理代は借りている法人に請求されます。
酷い事故に見舞われ、全損した場合は中途解約になってしまいます。
そのような場合では、修理費用や違約金が高額になり、元々リース車についている自賠責保険だけでは保証が不十分になることがあります。
事故や故障といったトラブルを考えておくと、任意保険への加入は必要だと考えておく方がよいでしょう。
カーリースと一括購入の違いは?
カーリースと一括購入では支払額と経理処理の方法が異なります。
最後にその2点についてご紹介いたします。
経理処理の方法
法人で社用車を一括購入した場合、法で定められた車の耐用年数から減価償却をしなければならないため、経理の手順が複雑になってしまいます。
しかしカーリースの場合、月々の支払い金額をそのままリース料として計上するだけなので、経理処理が非常に簡単になります。
支払総額の違い
現金一括購入をした場合、車にかかる費用は車両価格、登録料、税金や保険などがあります。
カーリースでは、月々の支払いに車両や税金など以外に金利が含まれるため、最終的に支払総額が一括購入よりも高くなると考えられる傾向にあります。
しかしカーリースは、契約期間終了後に車両を返却する際、車両の価値となる残価を引いた金額で支払額が決められています。
そのため必ずしも高額になるとはいえず、反対に購入するより安くなることもあります。
また、カーリース会社には独自のキャンペーンやサービスがあることが多く、お得にカーリースができることもあります。
SKSでは
法人でカーリースをするならメリットとデメリットを把握したうえで、どのようなことを事前に考えておくべきかを知ることが大切です。
SKSでは法人のお客様に向けたカーリースプランもご用意しております。
法人でカーリースをお考えの方は是非SKSまでご相談ください。
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