軽貨物運送に使う車は何を基準に選ぶべき?
2020.11.27 軽貨物運送業について カーリースについて 車の豆知識
これから軽貨物運送を始めたいと考えている方は、もう車種を決めていますか?
軽貨物運送をする上で、車両選びは非常に重要です。
車両選びから軽貨物運送は始まっているといっても過言ではありません。
今回は軽貨物運送で車両を選ぶ際のポイントについてご紹介いたしますので、車両選びがまだという方や不安がある方は是非参考にしてみてくださいね。
必ずチェックしておきたいポイント
燃費
軽貨物運送は日々長い距離を走るので、それに伴いガソリン代もかかります。
燃費の悪い車だと毎月のガソリン代が高くつきますので、燃費の良い車を選んでガソリン代を抑えましょう。
給油の頻度も少なくなるのでタイムロスも少なくなりますよ。
積載量
軽貨物運送は積載量によって利益が左右されます。
一度に運ぶ量が多ければ多いほど利益に繋がります。
実際に選ぶ際は、荷台の部分を見て天井の高さや横幅、奥行きなどをチェックするようにしましょう。
費用
軽貨物運送事業を始める際には必ず車両が必要になってきます。
車両に投資する金額はある程度抑えたいですよね。
費用を抑えようと状態の悪い車を買ってしまうと、後々修理や整備が必要になり、かえって損をしてしまう可能性があります。
小回りが利くか
「小回りが利く=曲がり角でのハンドル操作がスムーズで曲がりやすい」ということになります。
軽貨物運送は、狭い路地やカーブを進まなくてはならないこともあり、そのような場合を走行する際は非常に便利です。
ただし車体のサイズが小さい=小回りが利く」というわけではないので、可能であれば店頭で試乗させてもらうようにしましょう。
軽貨物運送で良く使われる車両の特徴
軽バン
「バン」は、ワンボックスカーの中でも荷室が大きいもののことをいい、その中でも軽バンは小型の車両のことを指します。
とにかくバランスの良さに利点があり、小回りが可能で燃費も良く、荷物の出し入れが円滑にできます。
家族での普段使いもできるので、非常に使い勝手の良い車両となっています。
軽トラック
後部に屋根のない荷台となっており、広々と荷物を積むことができるという利点を持っています。
価格を安く抑えることができますが、屋根がないので雨や風、雪に弱い点がデメリットといえます。
箱車
四角に密閉された荷台で、特徴として、後ろ扉が両開き式になっています。
雨や雪などの天候でも、荷物を良い状態で運送することができる点が強みです。
価格はそれほど高くありません。ただし小回りが得意な車種ではありません。
軽商用車
小さいながらも軽貨物運送に必要な小回りの良さや、積み下ろしのしやすさ、低価格といったポイントをしっかりと押さえた車種です。
これから軽貨物ドライバーとして仕事を始めようと思っている方にピッタリな車両となっています。
軽バンは新車と中古車、どっちがいい?
新車のメリット
新車を選ぶメリットとしては、長く乗れること、燃費が良いこと、場合によってはエコカー減税を受けられることなどが挙げられます。
長く乗れることで買い替え時期を延ばすことも可能ですし、燃費が良ければ先述したようにガソリン代を抑えることができます。
また、購入した新車がエコカー減税の対象車種であれば減税も期待できます。
他には、車内に傷みがないので、新鮮な気持ちでスタートをきることができるでしょう。
中古車のメリット
中古車を選ぶメリットは、やはり費用が安く済むことです。
中古車の場合、貯金があれば現金一括で購入することも可能となります。
そのほかにも廃業時のリスク軽減もメリットとしていえます。
仮に自分に向いていないと分かった際、中古車を購入していた場合は新車購入時よりも出費が少なく、リスクの軽減に繋がります。
まとめ
車両選びでは、様々な要素を考慮に入れる必要があります。
これから軽貨物運送に参入しようと考えている方は自分に合った車両を選んでスタートをきりましょう!
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