軽貨物運送業の開業に必須の保険!保険会社を選ぶときのポイント
2021.05.28 軽貨物運送業について お役立ち情報
軽貨物運送業を開業する場合、黒ナンバーを取得したあとは保険への加入が必須です。
加入が義務付けられている「自賠責保険」の他、「任意保険」や「運送保険」にも加入しておくことをおすすめします。
今回は軽貨物運送業を開業する方に向けて、加入しておくべき保険や黒ナンバーの任意保険について、また保険会社を選ぶときのポイントまでご紹介します。
加入しておくべき保険の種類
自賠責保険
車をお持ちの方はご存知の通り、自賠責保険は車を購入したときに必ず加入しなければならない自動車保険です。
自賠責保険の特徴として、軽貨物運送業を開業する方に限らず加入義務があります。
また自賠責保険は事故を起こした場合、補償の対象が被害者のみであることも特徴の一つです。
補償内容は決められているため、どこの保険会社を選んでも内容は変わりません。
任意保険
“任意”保険と言いますが、自賠責保険と同様に軽貨物運送業を開業する方に限らず、車をお持ちの方のほとんどが加入する自動車保険になります。
その理由は起こした事故の内容により、自賠責保険では十分な補償が受けられない場合があるから。
任意保険は被害者だけでなく、加害者と車も補償の対象に含まれることが特徴です。
対人と対物の保険は加入しておくと安心ですよ。
運送保険
正式には運送業者貨物賠償責任保険と言い、これは軽貨物運送業を開業する方が加入する保険になります。
荷物が損傷した場合に補償を受けられる保険で、運送業を開業する方は加入しておくべき保険の一つ。
もちろんドライバーは細心の注意を払って荷物を扱いますが、事故・トラブルにより多くの荷物が損傷する可能性もないとは言い切れません。
もしものときに備えておくことが大切なのです。
黒ナンバーの任意保険について
任意保険にも加入しておくこと
任意保険は自賠責保険とは異なり、加入義務はありません。
しかし軽貨物運送業の事業用車(黒ナンバー)は、自家用車に比べて走行距離や使用頻度が多くなります。
同時に事故のリスクまで増えてしまうことは避けられません。
自賠責保険では補償の対象や内容が限られてしまうため、軽貨物運送業を開業するなら必ず任意保険にも加入しておきましょう。
黒ナンバーの任意保険の特徴
保険料が高い
黒ナンバーの保険料は自家用車に比べて高くなることが特徴です。
先ほどもお伝えしたように黒ナンバーは自家用車よりも事故のリスクが増えるため、保険料が高くなるのは仕方がないのかもしれません。
扱う保険会社が少ない
またもう一つの特徴として、黒ナンバーの任意保険を扱う保険会社が少ないことも挙げられます。
とは言え一部の大手の保険会社では扱われているため、加入するときはそれぞれの保険会社を比較してみてください。
保険会社選びに迷ったら…
保険会社を選ぶときのポイント
その1.保険会社を絞る
自家用車の保険は保険料の安さを重視して選ばれる方が多いのではないでしょうか。
しかし軽貨物運送業を開業する方に重視していただきたいポイントは、事故を起こしたときの対応と保証内容です。
事故時だけでなく故障時の対応についても確認しておくことをおすすめします。
その2.担当者への相談
先ほどもお伝えしたように黒ナンバーの任意保険は扱う保険会社が少ないため、営業所もしくは代理店で担当者と対面しての申し込みになります。
わからないこと、不安なことや心配なことがあれば必ず担当者に相談してください。
きちんと説明を受けることで安心して任せられるはずです。
SKSの“保険の管理”サービス
SKSのカーリースサービスではさまざまなサービスやサポートをご用意しており、その一つに保険の管理サービスがあります。
保険会社の代理店として、一人ひとりのお客様に合わせた自動車保険のご提案が可能です。
もちろんSKSはトラブル時にも対応させていただいております。
軽貨物運送業を開業する方はぜひSKSのカーリースサービスをご利用くださいね。
お問い合わせをお待ちしております。
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